人と話すとき無理をしない
人前に出ると動きがぎこちなくなったり、人に注目されると顔が赤くなって冷や汗をかいたりしたことはありませんか。
プレゼンの最中で頭が真っ白になり失敗してしまったことはありませんか。これらは典型的なあがり症の症状です。
あがり症は病気ではありません。そのため、あがり症の悩みはそうでない人にとっては理解しづらいものです。
一方で、あがり症の人にとっては深刻な問題で、時に人と話すのが嫌になり、引きこもってしまうこともあります。
しかし、いつまでも人との関わりを避けているわけにはいきません。初対面の人や苦手な人と話さなければならない場面は、
日常生活の中でたくさんあります。
人からどう見られているか気にしすぎてしまう人に、あがり症は多いようです。
人目を気にするあまり、上手く話さなくては、失敗してはいけないなどと思い込み、無意識に自分にプレッシャーを与えてしまっているようです。
あがり症の人があがらないためには、無理して上手く話そうとせずに、家族や友達と話すときのようにリラックスすることが重要です。
また、少人数だと大丈夫なのに大人数だとあがってしまうという人も、中にはいると思います。
それは大勢の視線が自分に集中しているという恐怖感が原因です。
そのような人は、視線を1人に集中させることが効果的です。
そうすると、大勢の人から見られているという意識が薄れ、緊張を和らげることができます。
これらのように、リラックスできる話し方に慣れることで、あがり症は改善していきます。