あがり症の症状について
人前にでると緊張して頭が真っ白になってしまう。注目されるとあがってしまい冷や汗をかいてしまう。
異性の前だとどもってしまう。などあがり症にはさまざまなつらい症状があります。
あがり症のために、入学試験や就職試験などの重要な行事で自分本来の力を発揮できず、
失敗した苦い経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本来、あがり症とは正式な病名ではありません。赤面症や多汗症、表情恐怖症などの緊張時に表れるさまざまな症状を総称して、
あがり症と呼んでいるのです。
あがり症は人と接するときや人前に出るときなどに起こることが多く、人によって以下のような症状が表れます。
- 話すときに、どもったり声が震えたりする。
- 顔が赤くなる。
- 手足が震える。
- 相手の目を見れらない。
- 表情が強張る。
- 汗が異常にでる。
- 話したいことが話せない。
- 周りの人の視線が気になる。
- コップを持つ手や、字を書く手が震える。
その他にも症状は人により様々です。あがり症が慢性的に続くと人前に出ることが怖くなり、
みんなが自分を避けているのではないかと感じるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
あがり症の主な原因は、人からどう見られるかを気にしすぎてしまうことです。
人の視線や評価を気にしすぎてあがってしまうことは、多少なりとも誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
失敗してはいけない、間違ってはいけないと自分自身を追い込むことで、さらにあがり症の症状が悪化してしまうのです。
完璧な人間はいないということを頭に置き、たとえ失敗しても自分自身を許す心を持つことが、あがり症克服への近道です。