人前で話をしなければならないときの対処法

人前に立つと心臓がバクバクし、頭が真っ白になって冷や汗が噴き出す。
あがり症の人は人前で話すことがとても苦手です。人前で話すときにあがってしまうという人でも
緊張しながらも話ができるという人は、それほど悩む必要はありません。

しかし、緊張しすぎて自分が何を言っているか分からなくなったり、パニックになったりしてしまう人は、あがり症の改善をおすすめします。

あがり症の人が人前で話すときに注意して欲しいポイントが３つあります。

1つは話す内容を丸暗記しないことです。

あがり症の人の中には、間違いを恐れるあまり原稿を作り、一字一句違わずに丸暗記する人がいます。
しかし、これは話しながら暗記したものを思い出さなくてはならないという緊張を生み、逆効果になります。
暗記した内容を忘れてしまいパニックになるということもあります。
そうならないためには、丸暗記するのではなく、話したいポイントと流れを頭の中に整理しておくことです。

2つ目のポイントは、イメージトレーニングをするということです。

イメージトレーニングをすることにより、話す内容が頭に入り、自信をつけることができます。
また、人前で話すという場面になれることができ、比較的リラックスした状態で本番に臨むことができます。
ここで大切なのは、できるだけ具体的にその場面を思い浮かべることです。
そうすることで、本番に近い緊張感を持つことができ、本番中に起こりうる事態を想定することもできます。
イメージトレーニングは、プロスポーツ選手も実際に行っているトレーニング方法で、精神面の強化に非常に効果的です。

最後に最も重要なポイントは、肩の力を抜くことです。

たかが話をするのに完璧を求める必要はありません。大切なのは、あなたの気持ちが相手に伝わることです。
ちょっと位失敗しても、心を伝えることができれば成功したといえるのです。
話したい内容を整理してイメージトレーニングをし、リラックスして話をすれば、あなたの気持ちは相手に伝わるはずです。